BiNDweb

joji-heder.gif

JSアットオルガン**のコピー.jpg

すばらしきJAZZアルバム

グラフィック・デザインを仕事にする私にとってジャズ・レコードのアルバム・デザインはあこがれだった。ブルーノート・レコードやリバー・サイド、プレスティッジ、コンテンポラリーなどのデザインはすばらしいものが多かった。半世紀を過ぎた今見ても、色あせる事はない。


初めてもらったサイン。感激!

MJ.jpgMILT JACKSON Jul 2,1948/Apr 7,1952 Blue Noteバイブのミルト・ジャクソン、ギタリストのウエス・モンゴメリー、同じくギターのケニー・バレル、オルガンのジミー・スミス、ピアノのラムゼイ・ルイス、この5人が私が最もすきなミュージシャンなのですが、なかでもミルト・ジャクソンはウエスと並びもっとも好きだ。1923年生まれ1999年没のミルトはこのサインをもらった旧ブルーノートでのライブの時すでに60代後半になっていた。その日、セカンド・ステージを予約していた私はファースト・ステージが終わって階段を上ってきた彼におそるおそるジャケットを差し出してサインをしてもらったのを思い出す。ちょっと怖い印象のあるミルトだったが差し出したアルバムを見てこころよくサイン、握手してくれた。これをきっかけに彼のライブは来日のたび可能な限り聞きに行った。もちろん、アルバムを持って。当時、すでにCDが主流になり、30cmのレコードを持って来てサインをねだるのは珍しい光景になっていた。最初、恥ずかしかった私だったが、お気に入りのアルバムにサインをもらう快感がそれに打ち勝った。その後、ケニー・バレル、ジミー・スミス、フィル・アップチャーチ、BBキング、ラムゼイ・ルイス、ボブ・ジェームス、レイ・ブラウン…とサイン収集が続いていった。

bags & trane

バグス&トレイン.jpgbags & trane Released/1959
Recorded/January 15, 1959, New York City
Label/Atlantic

Personnel/
Tenor saxophone - John Coltrane
Vibraphone - Milt Jackson
Bass - Paul Chambers
Drums - Connie Kay
Piano - Hank Jones
Photography - Lee Friedlander


レコーディング当時マイルス・デイビスのグループにいたコルトレーンとの一度限りのセッション。ブルージーなムードにあふれた一枚です。2度目にサインしてもらったのがこのアルバムでした。

midnight blue/KENNY BURELL

ミッドナイトブルー.jpgmidnight blue 1.Chitlins Con Carne
2.Mule
3.Soul Lament
4.Midnight Blue
5.Wavy Gravy
6.Gee Baby, Ain't I Good To You
7.Saturday Night Blues

Personnel/
STANLEY TURRENTINE - tenor sax
KENNY BURRELL - guitar
MAJOR HOLLEY JR - bass
BILL ENGLISH - drums;
RAY BARRETTO - conga
Recorded on January 7,1963


都会的に洗練されたブルージーなフィーリングがアルバム全曲から溢れ出る。何回聴いても飽きない名盤だ。1曲目からノック・アウトされます。ブルーノート東京のステージが終わって、楽屋に戻ろうとするところを先回り、通路でサインしてもらったのを思い出す。この時、奥様がそばにずっとついていたのを思い出した。憧れのケニー・バレルを目の前にした感動の夜でした。それにしても見事なアルバム・デザインです。ジャケットを見るだけで音が想像できます。

Ramsey Lews/DOWN TO EARTH

ダウンツーアース.jpgDOWN TO EARTH 1. Dark Eyes
2. Come Back To Sorrento
3. Soul Mist
4. John Henry
5. Greensleeves
6. We Blue It
7. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
8. Suzanne
9. Billy Boy
10. Decisions
11. Sometimes I Feel Like A Motherless Child
12. Come Back To Sorrento
13. John Henry
14. We Blue It
Label/Mercury


1935年生まれ、1956年にエルディー・ヤング(b)、イザーク・ホルト(ds)と共にトリオを組みチェス・レコードよりデビュー。1965年にライブ・アルバム"The In Crowd"でグラミー賞を取る6年前のアルバム。デザインからもにじみ出でいるように泥臭さが充満する初期のラムセイ・サウンド。ブルーノート東京で初めて生で聴いた時は鳥肌でした。

Milt Jackson with Ray Brown/
THAT'S THE WAY IT IS

レイブラウン/THAT'S THE.jpgTHAT'S THE WAY IT IS 1. フランキー・アンド・ジョニー
2.ヒアズ・ザット・レイニー・デイ
3.ホイーリン・アンド・ディーリン
4.ブルース・イン・ザ・ベースメント
5.テンダリー
6.ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ
Label/Impulse!
Recorded : Live at"Shelly's Mann Hall" Hollywood, CA. August 1,2, 1969.

ミルト・ジャクソン(vib)
レイ・ブラウン(b)
テディ・エドワーズ(ts)
モンティ・アレキサンダー(p)
ディック・バーク(ds)


ドラマーのシェリーマンが経営するシェリーマンズ・ホールでのライブ録音。ブルース・フィーリングが何ともご機嫌だ。こんなライブを体験したら一生の宝物になるだろう。ブルーノート東京での レイ・ブラウン・カルテットのライブでサインしてもらった。そばに立つとJAZZのフィーリングが体中から溢れているように感じた。

Milt Jackson and The Hip String Quartet

MJヒップ.jpgMilt Jackson and The hip string quartet  1. YOU GOT TO PAY WHEN THE DEAL GOES DOWN
2. THE MORNING AFTER
3. FOR ALL WE KNOW
4. A WALKIN' THING
5. IN WALKED BUD
6. A LITTLE TOO MUCH
7. BAGS AND STRINGS
8. NEW RHUMBA

Label/Verve
Recorded : 1968.5.9/6.3.
Milt Jackson(vib), Ron Carter(b), Bob Cranshaw(b), Cedar Walton(p), Mickey Roker(dr), Grady Tate(dr), Hubert Laws(fl), James Moody(fl,ts), Sanford Allen(violin), Alfred Brown(viola), Ronald Lipscomb(cello), Kermit Moore(cello), Sidney Edwards(cello), Tom McIntosh(arr,cond)

ストリングスものといってもこのアルバムは、甘いムーディーなものではない。ミルトのブルージーなヴァイブにからむまさにヒップなストリングスがかっこいい!あまり有名なタイトルではないが私の中ではミルトのベスト5の一枚だ。

つづく

サインをしてください!!

1988年にブルーノート東京がオープンすると、それまで雲の上の存在だったジャズ・メンたちが次々に来日するようになり、少し冷めかかっていた私のジャズ熱が再び燃え上がった。このジャケットにサインしてもらいたい!!ライブ・ハウス行脚が始まった。

サイン入りアルバムLinkIcon

すり切れるほど聴いたアルバム

私はスイングジャーナル・ゴールドディスクを取るような通好みのものより、「楽しい、聞きやすい、むずかしくない」JAZZが好きだ。もちろん、通好みと聞きやすいのが一致するアルバムもたくさんある。大げさな表現ですが、私の青春時代(20代です)を彩ってくれたアルバムたち。

かってにおすすめアルバムLinkIcon

このデザイン、まいった!

購入当時、JAZZ一年生の私には、内容はまったく知らないのにデザインで「いい音がしそう」と、購入したアルバムもたくさんありました。あとになって超メジャーなアルバムだとわかったのもありますが、その中でデザインと内容が一致したアルバムが今でも手元に残っています。かつて3000枚ほどあったレコードも引っ越しを重ねるごとに少なくなり、現在200枚ほどが一生のコレクションとして残りました。そんな一枚です。

これ、カッコイイでしょう?LinkIcon